弊社では、多品種少量の生産および、試作・開発に注力した国内生産と、中国工場での高品質・低コストの量産製品の製造で、お客様の製品に対するより高い競争力に貢献できるよう、万全の体制を備えています。弊社の強みといたしましては、電気機器の基板実装・組立ての各工程にて、品質、スピード、コストの全てにおいて、お客様が満足いただけます。トータル(一気通貫)でサービスをご提供する事で、時間、人材、資金をより効率的に運用していただける事も考慮してご提案させていただきます。
弊社では基板実装から電装品のユニット化までの全ての工程を、確実にかつスピーディーに行ない、輸送の効率化をはじめ、製品の安定化、時間の短縮を図り、最終検査の段階においても、万が一の不良品への迅速な対応が可能になり、リスクを最少限に抑えます。
また、部品の選別や品質管理、調達コストの優位性を保つ事にもつながり、さらには納品までの期間に対するキャッシュフローにも影響を与え、お客様の資本を最大限有効に利用いただけるメリットがあります。
試作品については設計段階からかかわる事によって、生産現場でのノウハウを活かした、コスト低減につながる設計構造の提言や、開発時間短縮のメリットも考えられます。
また、確立した生産体制はすぐに当社グループの中国工場での量産体制に反映され、試作から量産までの時間を大幅に短縮できます。
このスムーズな一連の流れが社内のネットワークで常に稼働しており、素早く確実な流れで、販売機会を短期に集中して設定する事が可能になります。
これまでの常識は大量生産低コスト、少量生産高コストの構造でしたが、これから企業間競争に勝ち残るためには、いかに小ロットの製品を低価格で提供できるかにかかっています。消費者ニーズも既に大量生産を望みませんし、海外生産に勝てるのは、企業努力による多品種小ロットの低コスト生産です。
弊社では部品の共通化や工程の共通化、また部品供給のミスをなくすシステム化に投資を行ない、他社に先駆けて多品種小ロットでも、より早く確実な生産体制を整えジャストインタイムに対応しています。いち早く少量生産に取り組んできた分、そのノウハウも蓄積されていますので、さまざまなご相談にお役に立てるよう、できる限りのご提案をいたします。
低コストの量産製品の製造では、中国(東莞近江電子有限公司)生産により、最適価格のご提供が行なえます。現地スタッフでの生産・検査設備の独自開発で“垂直”立上げが可能です。
東莞近江電子有限公司は、独資企業で中国国内販売が出来ます。
中国製品の日本輸入品の品質サポートは、日本近江電子で保証致します。
東莞近江電子有限公司
工場では自動実装装置を24時間体制で稼動。効率的に配置・自動化された各種ラインにより、スピーディーな生産体制を構築しています。この生産システムにて少数精鋭の稼動態勢を可能にし、高品質・高付加価値の製品を確実な納期にてお客様にお届けいたします。24時間体制は納期を早める効果だけではありません。量産体制によるコストの低減をはじめ、生産設備の固定費を下げる効果もあります。また工場施設の有効利用を図る事で、全体的な生産コストの低減にも寄与しています。近江電子工業とお取引いただくお客様のトータルの生産量が、この体制を維持できる源泉であり、その相乗効果によってさらにコストダウンを図る事ができるのです。
当社はマウンタ実装で長年の経験を持っています。
24時間対応の生産体制を整え、試作品の実装から量産実装までフレキシブルに対応し、短納期・高品質な生産を可能にしています。手付実装も認定された熟練の作業員が行います。
マウンタ実装
鉛フリー半田での実装対応
マウンタ実装では、1枚の試作・小ロット生産から量産・サンプル基板の実装立会までご対応いたします。
部品の手配からお手伝いさせていただきます。リールカット品でも自動機対応が可能です。部品の極小化・高密度化により、手付けや品質確保が大変困難になってきています。当社では小ロットにおいても、自動機での生産ができるよう対応させていただきます。
近江電子工業では1998年と早くから鉛フリー半田の工法開発に着手いたしました。2000年に業界初の量産工法を確立し、高価な銀を使わない「すず・銅・ニッケル」の鉛フリー半田使用により低価格を実現しています。
電子制御基板の防水、防塵、防虫、防錆、塩害対策の製造技術として、当社がいち早く独自に開発した技術です。
電子制御装置の環境信頼性向上を図る為、シリコン材のコーティング技術ノウハウを生かし、塩害対策等の対応を低価格にてご提供致します。
シリコン・コーティンク材は溶剤を使用せず低粘度化でき硬化後は耐熱性に優れています。環境に優しいだけではなく、信頼性向上にも役立っています。
弊社では、センサーユニットやコントロールユニットの基板実装からBOX完成までの製品の組み立て、また、その各性能などの品質チェックまですべて一貫生産を行ないます。これにより購買全体に対するコストダウン、リードタイム短縮が図られるなど、ユーザー様のサプライチェーンマネジメントにお役立ちできる体制が整うものと考えております。
これが弊社の「一気通貫」の強みです。
組み立て製品の性能チェック
製造時のチェックリストによる目視チェックに加え、 自動検査装置を導入することにより、より厳密な製品検査を行っています。目視でチェックしきれない部品の実装漏れ を、画像処理装置で検査します。 細かいチップ部品の脱落も見逃すこと なくチェックすることができます。
さらに、加工時の気配りとして、分割時の衝撃や応力による、半田付け部のクラック防止。チップ部品への衝撃・応力による性能劣化防止などにもつとめています。
分割時の衝撃や応力による、半田付け部のクラック防止。
チップ部品への衝撃・応力による性能劣化防止。
手動基板切断(直線部分の切断)
自動基板切断 (曲線部分も自動切断)
部品調達力、部品の品質・コストの情報収集には、長年培った当社の部品取り扱いノウハウが生かされています。
プリント基板を製作する際、部品の調達、集荷スケジュールは納期、コストに大きく影響します。近江電子工業では実装する部品の調達を積極的に進めています。
培った調達ネットワークは国内外に広がっており、海外現地法人の現地調達もサポートしているため、在庫にない部品や入手困難品であっても情報を探します。
社内在庫品はチップ抵抗・コンデンサだけではなく、IC、コネクタ、ダイオード、インダクタ等標準実装部品を一通り揃えています。
部品調達をご依頼いただくメリット